タクシー本格始動!これからの営業の対策は時間とエリアとアプリ配車

 

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「これから東京のタクシードライバーは生き残っていけるのか」

東京の大手のタクシー会社に勤める11年目のわたしが、

今後の対策を考えてみました。

 

 

途中で少し試験的に乗務したとはいえ、約2か月間休業していました「masaki」です。

明日から本格的に乗務するのですけど正直不安です。

 

タクシードライバーって完全歩合性なので、売り上げが悪いと直に給料に反映されます。

本当にストレスになってしまいます。

 

そんな不安を打ち消すために、これからの傾向と対策を考えました。

自分を奮い立たせるためでもありますし、タクシードライバーに少しでも興味を持っていただければ幸いです。

 

これからどうなる!?東京タクシーの現状!

東京都内は緊急事態宣も明け、19日には休業要請も全面解除しそうですね。

タクシードライバーの私にとっては朗報です。

でも、楽観できない要因もあるのです。

それは、大手のタクシー会社が、一斉にタクシーを稼働させるためです。

 

大手の資金力のあるタクシー会社は、緊急事態宣言下で休業もしくは半休業していた会社も多かったです。

資金力のない会社だと、休業すると資金繰りが悪化するため稼働せざるをえなかったのです。

 

つまり、雇用助成金が国から入るまでに、体力がもたないのですね。

タクシー会社の一か月の勤務シフトは、だいたい15日前後締めです。

 

つまり、今週から大手の会社が稼働させることによって、

需要と供給のバランスが崩れ、「空車のタクシーが街中にあふれる」ことが予想されます。

 

また、緊急事態宣言があけてもテレワークを継続している人も多いためなおさら厳しそうです。

ニュースでは夜の繁華街で感染者が増えている事もあり、

すぐに飲みに行こうという人も少なさそうですよね。

 

東京のタクシーは23区と武蔵野、三鷹と営業エリアが広いです。

コロナ前であれば、自分の得意の地域をパターン化してまわっていれば稼げたのは事実です。

 

わたしであれば、港区メインで夜は赤坂、銀座ですね。

港区は高級マンションと繁華街が密着しているので、狭いエリアを流しているだけでそこそこ稼げてしまいます。

 

今後、そのようなおいしかったエリアにライバルも多くなると予想されます。

いままでおいしかったエリアにこだわっていたのでは、良い売り上げを上げるのは厳しそうですね。

これからタクシーで働くための対策!「時間とエリア」

私のやっている基本的な勤務体系の隔日勤務って、自由度が高いんですよ。

一日21時間の勤務時間のうちに2~3時間休憩をとるんですけど、その配分は基本ドライバー任せです。

 

つまり「お客さんがいそうな時間はなるべく動く」ということが可能なのです。

工夫できるんです。

 

わたしの会社は緊急事態宣言下で休業していました。

そして6月に入って緊急事態宣言が明けてから4日ほど昼日勤で出勤しました。

 

その時にエリアは、住宅街にシフトしたのですけど、思っていたより売り上げを上げられました。

タクシーの売上の伸びしろは、夜のお客さんを遠方までお送りすることで差が付きます。

 

遠方に高速道路を使ってお送りすることで、時間単価が上がるためです。

しかし、この状況下では夜の需要も少ないですし、昼型にシフトすることも考えなくてはなりません。

 

お客さまをお乗せ出来ないのでは、稼働している時間がむだになってしまいますよね。

また、状況を見て厳しいようなら、隔日勤務を昼日勤に変えてもらうのも手ですね。

 

私の会社では、あらかじめ希望を出していればそれも可能です。

 

私はTwitterをやっていて、同業でTwitterをやっている人の売り上げをみると一部の凄腕のドライバーの人は、以前と変わらず高い売り上げを上げています。

 

つまり、これから状況が厳しくなると予想されるとはいえ「工夫次第では何とかなる」というようにも思っています。

最初からあきらめるのではなく、試行錯誤していきたいですね。

 

タクシーアプリへの対応!営業毎のアップデート!

時間とエリア以外にも顕著に感じるのが、お客様のタクシーの利用のされ方です。

コロナの感染予防策として、公共交通機関を使うのをひかえてる方も多いです。

 

アプリでタクシーを自宅まで呼ぶ人が明らかに増えました。

幸い私の会社は大手なので、無線で呼ばれる需要も多いです。

昼日勤で出勤したときも、普段ならあまりタクシーがいない住宅街に無線狙いのライバルがたくさんいました。

 

みな考えることは同じなのですね。

夜の繁華街の銀座にタクシーがたくさん集まるように、おいしい場所にはタクシーは集まってきます。

 

無線での乗車の需要はこれからも高まります。

決められたピンポイントの住宅街だけではなく、ときにはフレキシブルにエリアを変えてみなくてはいけません。

 

でも手を挙げてタクシーに乗るお客様は本当に減りました。

いかにお客様を無線配車でお迎えにいくかが、今後のタクシーの明暗を分けるといってもよいですね。

まとめ

これからどうなる!?東京タクシーの現状!

コロナの緊急事態宣言が明けて、街中に徐々に人が戻ってきました。

しかし、以前と同じような状況に戻るのはまだ時間がかかりそうです。

 

そして今週からさらに休業中だった大手のタクシー会社が稼働するようになり、ますます街中に空車のタクシーがあふれそうです。

 

いままで利用客の多かったエリアにこだわっていると、良い売り上げは上げられません。

これからタクシーで働くための対策!「時間とエリア」

営業時間のなかで、お客様をお乗せしやすい時間になるべく稼働して工夫するようにします。

夜の高単価ねらいにこだわらないようにします。

 

日中の営業エリアは住宅街にシフトして、試行錯誤をこころみるようにします。

タクシーアプリへの対応!営業毎のアップデート!

お客様のタクシーの乗車の仕方が、アプリ配車に移行しています。

手を挙げてタクシーに乗るお客様が顕著に減りました。

 

今後のタクシーの売上の良し悪しは、アプリでの無線配車をいかにゲットするかにかかっているといってもいいです。

 

本格的な休業も明けて、私も明日からいよいよ本格始動です。

いままでの固定観念にとらわれずに無事故、無違反でがんばってきます。^^